ある朝、棚の上を見ると、補充したばがりの『楊枝』が散らばっています。 　「はは〜ん、たくさん入れ過ぎたので、誰かが１本出したら２、３本一緒に飛び出したんだな〜。　 　　でも、片付けてくれたらいいのに！！　もうっ！！」　と、私は半分怒っていました。 　でも、２・３日して、もう【楊枝立て】にも、すき間ができており、続けて出て来るほど、 　　きつくはありません。 　しかし、やはり、楊枝は散らかっています。 　「これは奇妙だ・・・・。謎の現象が起きているっっ！！もう、これは、刑事のように、 　　張り込むしかない！。」 　もう、気分は完全に【にわか探偵】になり切っています。　 　しばらく、デジカメ片手に、その【楊枝立て】を見ている（張り込み）を続けていると・・・・ 　ノコノコと、どうやら犯人らしきヤツがやって来たようです。 　そして、おもむろに楊枝を取ると、「バラバラ〜」、２〜３本一緒に飛び出している！！！ 　な、な、なんと、我が家の愛猫≪こたちゃん≫です！！！ 　誰も教えないのに、【楊枝立て】から、楊枝をくわえて外へ出している〜〜〜！！ 　私は、急に、「こたちゃん、あなた、天才っっ！！　もう、素晴らしいっっ！！」　と、 　　叫んでしまったのは、言うまでもありません・・・・。 　本当に、【親バカ】丸出し・・・です。　もう、怒りに震えていたのも忘れ、写真を撮るのに 　　夢中な私なのでした。                    ▲ちょっと、ボケてはおりますが・・・、確かに楊枝をくわえているのが 　　　　　　　　　　　わかると思います。　彼女は、一体、何をするつもりだったのでしょうか？？