風邪ひいちゃった・・・■   




梅雨の空と、男の人の口約束ほど、あてにならないものはありません。
朝のうちは晴れていても、急に曇ってきて、雨がザァーなんてことも、多々あります。
こたろうは、藪の中でいつものように『モグラ』・『野ネズミ』に夢中だったようです。
涼しい風と共に、雲が青かった空を墨色に染めていきます。
すると、間もなく、ポツリ、ポツリ降ってきました。
でも、こたろうは何をしてるのか、サッサと帰って来ません。
10分程経過しました。 藪の方から、『チン、チン、チン・・・』と、鈴の音がします。
すっかり濡れネズミ状態です。

『何してんのよ!!サッサと帰って来なさい!!』 ウンとも言わない猫相手に怒ってみても、
『暖簾に腕押し』のように、なんだかとても空しい・・・・
タオルで拭いてあげました。

このような事が2〜3回くらい続きました。
こたろうが、花粉症の人の連続のクシャミみたいにして、舌が出ています。
呼吸する度、ちょっと辛そうです。 どこかで、こんな症状見たことがあります。
そうです!我が愛する『けんしろう』の命を縮めた、風邪に似ています。
『またたび』をあげても、一向によくなりません。

これはもう病院のお世話になるしかありません。
運搬用のかごに入れて、車に乗って、中野市まで出かけました。
『けんしろう』もお世話になった病院です。
こちらの先生によると、本来動物は車に乗せないほうが良いと教えてくださいました。
振動が良くないし、疲れてしまうらしいです。
でも、ここの田舎には動物病院なんてないし・・・・我慢してもらおう!!
急いで(もちろん、安全運転ですよ〜)、病院へ駆け付けました。
土曜日だったせいか、ワンちゃんがいっぱいです。
皆さん自愛に満ちた目で、彼らを見ています。
やっと順番です。 まず、熱を測ります。
おしりの穴に、体温計を入れられて、ここち悪そうです。
『何すんのよぉ〜』とでも言いたげです。 
先生が『ごめんね』っておしゃってたのが、かわいかったです。
抗生物質の入った注射とお薬をもらいました。

薬の効き目はとても早く、クシャミのようなものはしなくなりました。
もう、夏です!!早く良くなるといいなあ〜。
もう、悲しい思いをするのはいやですものね・・・・


▲薬袋がかわいいでしょ! ▲外に出られず、一日中こんな感じです


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